おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

2015-01-01から1年間の記事一覧

調律していただきました

昨日は、調律師さんに来ていただきました。 調律してくださったあと、 「ピアノを購入して25年以上、と思えないくらい、状態が良いです!」 と調律師さん。 どこも直すところがなくて、調律するだけでよみがえったとのことです。 最後に、音を柔らかく調整。…

身体に任せてみる

モーツアルト曲は、ほんとうに音が少なく、究極の「シンプル」な音楽です。 なかでも少年時代に作曲されたピアノ曲は、たった16小節の曲、少ない音で、どうしてこんなにも美しい曲がかけるものか…やはり彼は天才なのだ!と感じます。 こういった曲は、案外、…

お友だちが弾く曲

昨日のレッスンのようすです。 レッスンが終わって少しの時間に、ピアノで好きに弾いていた○○くん。 あれ?その曲は…。J.S.Bachの曲です。 ○○くんはまだ習っていなくて、今やっているよりも、難しい曲。 「その曲、どうして覚えたの?」と聞いてみると、○○く…

一回一回違う練習を~導入期編

上達するための練習に大事なのは、漫然とやらない。 練習が必要なことは、何でもそうなんです。回数より、どれだけ濃い練習ができたか。 それは、「一回一回が違う練習」であることだと思います。 ピアノをはじめて少しの、お子さんのレッスンのようす。 私…

弦楽アンサンブル

ゴールデンウイーク前に、お友だちであるピアノの先生がアンサンブルでヴィオラを弾かれるとのことで、聴きにいってきました。 毎年、ピアノ教室の発表会に一緒に出演させていただいている先生です。専門のピアノ以外にヴィオラまで…素敵です。 曲目は、前半…

親にできること~環境をととのえる

子どもの学びをサポートする親として、「環境をととのえる」ことが大事、という話の続きです。ピアノのレッスンでの場合もそうです。 子どもがピアノを習うとき、お家での毎日のお稽古が大事です。 よりよい状態でお稽古するには、やはり親のサポートも大事…

お母さんは太陽!~我が家の場合

日々子育てしていて、また日常でも いろいろな親子をみてきて思うのですが、 「子どもにとっては親、とくにお母さんの心・態度の影響がほんとうに大きい」 のです。 子どもの心が元気で、自分らしくいられて、のびのび成長できる… そんなふうになるためには…

黒鍵大好き!

レッスンを始めてもうすぐ2ヶ月。 3年生の息子のようすです。 今、息子は「黒鍵大好き!」。 前の記事で、移調に夢中という話を書きましたが、 それは今も続いています。 ひとりでピアノを弾くときは、ほとんど遊び。 なかでも、気に入った曲を移調、とくに…

ピアノ講師という仕事

小学生の私は、「ピアノの先生になりたい」と文集にも書いていました。 しかし高校生のとき、「ピアノの先生は面白い仕事なのか?」と疑問に思ったことがありました。それは、ひとりでする仕事なので、孤独なのでは?と思ったからでした。 18歳からピアノを…

長いスパンで

ピアノは、ある程度習得するのには、年月がかかるものです。 そして、継続した練習が必要です。 現代の子どもたちは、一般的にやることがたくさんあります。そして、テレビやゲームなど、ラクで楽しい遊びがたくさんあります。 そんななかで、ピアノを練習を…

音を聴いて笑顔!

レッスンをはじめて1ヶ月ちょっと、1年生の○○ちゃん。 レッスンでは、五線譜を習う前に、いろいろな体験をしています。 音の高さやリズムも、単に鍵盤の場所でおぼえるのではなく、 からだで感じてもらえたらいいなと思います。 ここ数週間は、「笛」も吹い…

耳をすませて聴く

レッスンでは、「耳をすませて聴く体験」を大事にしています。 特に幼児さんや「根っこ育て」の時期、「ピアノの導入期」は、ピアノがはやく弾けるようになることや楽譜が読めるようになることよりも何よりも、「聴く」ことを大事にしたいと思っています。 …

見つけた!

レッスンを始めて1ヶ月ちょっとの、息子の話をもうひとつ。 レッスンを始めて2週間のときのことです。 お気に入りの曲「月の光」(フランス民謡) ♪ ドドドレミーレー ドミレレドー… と元の曲はハ長調なのですが、 「ソ」の音から弾き始めて(ト長調)、 「…

教材研究に…

息子のレッスンの様子を書いた記事、レッスンを始めて1ヶ月ちょっとになります。 遅めのスタート - かおりピアノ教室~兵庫県川西市 松尾かおり 遅めのスタート - かおりピアノ教室~兵庫県川西市 松尾かおり なるべく毎日、少しづつ息子のピアノをみていま…

フェルデンクライス・メソッド

一昨日は、毎月の私の楽しみ、「フェルデンクライス・メソッド」のレッスンを受けに、一日がかりで、はるばる明石まで行ってきました。 「フェルデンクライス」は、まだまだ日本ではあまり知られていませんが、「気づきのボディーワーク」と言われるとても素…

レッスンノート

4月から、「じぶんでつくるレッスンノート」を始めました。 これは、レッスンを受ける生徒さんが、 自主的にレッスンを受けられるように、 「自分で書く」ノートです。 今まで、レッスンでお稽古した曲のについてと、 お家で練習してきてもらいたい内容につ…

学び続けたい

昨夜は、私の「師」である先生と、お電話でたくさんお話しました。 師、古賀恵先生は、作曲家の先生です。 先生にお世話になりはじめたのは、私が高校生になるときから。先生のお宅に、音大入試に向けて入試にあるソルフェージュや、楽典を学びに通いました…

お家での練習のペースをつかむこと

ピアノが上手になるには、毎日の練習が大事!とは、よく言われることです。 西洋音楽には、勉強や訓練が必要ですし、実際ピアノは、子どもの頃からの練習が身につきやすいのです。 しかし、習い始めたばかりの小さいお子さんが、どのようにお家での練習のペ…

身体の感性を磨く道を

大人のかたの、ピアノレッスン。 レッスンに来られるようになって8ヶ月、ピアノ経験者の女性Nさん。子どものころから大人になるまでピアノは習っておられたそうです。 お子さんも独立されて、長い間弾かずにいたけれど、実はずっと気になっていたという、ピ…

ホームページができました!

ホームページができました! ホーム - kaoripiano ページ! お問い合わせは、こちらまで。 ぜひご覧ください。

ピアノを弾く姿勢

レッスンでは、ピアノを始めたばかりの導入段階のお子さんから、座り方、姿勢、腕などの使いかたなど 丁寧に指導しています。 たとえば、椅子に座る場所などは「あと1センチ後ろに」とか、細かいです。 でも、それで「軸」ができるかどうかが、本当に変わる…

熟成期間

もうすぐ一年生のAちゃん。 レッスンを始めてまだ3回目です。 ピアノの導入期として、ピアノの前に座って弾くという以外に、本当にいろいろなお稽古をしています。それは、ピアノに、そして楽譜に無理なくなじんでいってもらうために、いろいろな意図をもっ…

音読と音楽

2年生の息子の宿題で、「音読」が毎日のようにあります。 保護者が聞いてサインをするというものです。 ピアノのレッスンで、ロシアの民謡をベースにした曲を使っていました。 易しい曲で、単純な音型のくりかえしをベースにし、リズムが変化していくのです…

音を響かせよう

昨日のレッスンの様子。 和音の響きの連続でできた曲で、 前回のレッスンでのアドバイスから、しっかり練習してきた様子の○○くん。 ゆっくりのテンポでの同音和音の連続。 音をとぎれないように保って弾きたいところを、上手にできるようになっています。 そ…

身体の感性を磨く  [ピアノと身体の話・その8]

「からだをつくりかえた」という書き方をしたので、何か筋トレのようなものととらえられる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。 ひとことで言うと、「身体の意識の感性を磨く」ということです。 では、どういう状態が感性が鋭くなってい…

ピアノと身体の話 [その7]

「上達力」という言葉があるとします。 何かを習得するのに、すばやくコツ=その動きの本質、をつかみ、上達する力。 (ちなみに、コツという言葉の語源は、「骨」だそうです。物事の勘所や要領、本質を見抜き自分のものとする、との意。言葉はもともと、身…

このブログについて

ご覧いただいてありがとうございます。 このブログは、ピアノ教室の様子やピアノ、音楽、身体の使い方の話を中心に書いていきます。 日記というより、演奏や指導のなかからの観察などを主に記しています。 ブログの右側の「カテゴリ」を、それぞれはじめのほ…

ピアノと身体の話 [その6]

同じ頃、ドイツの思想家であり、「シュタイナー建築」「シュタイナー教育」など幅広いジャンルで知られるルドルフ・シュタイナーの芸術・思想・教育と出会いました。(この教育について学んだことも大きかったのですが、別の機会に書きます。) まず興味を持…

ピアノと身体の話 [その5]

その後、道場通いを続けながら、高岡英夫氏の「極意」というワークを受けに通いました。そのとき受講生は主に、武道関係の男性が多かったようです。 高岡氏は、運動科学総合研究所主催、今は「ゆる体操」で知られています(当時は武道関係の人以外に一般には…

ピアノと身体の話 [その4]

その頃、ふと、本屋で手にした本がありました。 それは、「心身統一合氣道会」(当時は、氣の研究会)の宗主の著作でした。 武道など、興味をもったこともない。そんな本を手に取ることさえ初めてでした。 直感的に、ピアノの演奏に役立つのでは、と感じて、…