おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

ピアノと身体

フェルデンクライス、ピアノのレッスン 嬉しい変化!

嬉しい変化! 本当にからだがすっかり変わった感じです! 前の記事ふたつ、 先週末にピアノのレッスンを受けて、書いたものですが 「転機になる、 大きく変化するきっかけになる予感」 「数日で、変わってみせる」 と書いたのが、 現実になったようです! 自…

小さい頃から「動き」について、丁寧にレッスンする大切さ

ピアノ教室もお盆休み中です。 さて、今日は、この記事↓ に kaoripiano.hatenablog.com 小さい子のお稽古はじめが大切という話を書きます、と予告しましたが 遅くなりました! 私の教室では、 なぜ、幼児さんのピアノのレッスンの導入期に、 特に「動き」に…

ピアノ演奏での身体の使いかた~その2・質のよい動きと悪い動き

前の記事で、 身体のどんな動きにも「質」がある、 ということを書いたのですが、 kaoripiano.hatenablog.com 続きです。 では具体的に、(ピアノ演奏に限らず、身体の動きとして) 「質のよい動き」とは、どんなものでしょうか。 「効率のよい動き」と言い…

ピアノ演奏での身体の使いかた~その1・動きには『質』がある

これまで、「ピアノと身体」というカテゴリで、いくつか記事を書いたのですが 「身体の使いかた」について、改めて書いていこうと思います。 これは、教室の生徒さんの保護者の方、 ほかにもブログを読んでくださる、ピアノを学ぶ方たちのために なるべく文…

上達のコツ~こころと身体

「上手く弾けない!」と、イライラしてしまう、 くやしくて、がんばって 何回も弾いてみるのに、ますます間違ってしまう… どうして、そんなふうになるのでしょう? 年齢で言えば、だいたい小学校3年生くらいからそれ以上で、 そんな状態になる子がいます。 …

涙が出るくらい

前の記事の続きです。 私が、こんなふうに 自分の身体と対話しながら練習していく ということができるようになったのも 以前の記事に書いた、「フェルデンクライス メソッド」 のおかげも、大きかったと思います。 先週水曜日、フェルデンクライスのレッスン…

答えは身体の中

私の演奏、本番が近づいてきました。 本番にむけて4回目のレッスンを、 先週末に受けてきました。 前回のレッスンの様子。 モーツアルトで学ぶ - かおりピアノ教室~兵庫県川西市 松尾かおり 弾く曲は、20分の長さのある曲で、 レッスンでは、まず、通して弾…

鍵盤とつながって…そして「啐啄」って?

先日、夫との会話で 「啐啄の機(そったくのき)」という言葉があることを知りました。 このブログの、前の記事 ↓ に書いた、○○ちゃんの話… を夫にしたところ、夫が、 「それは、○○ちゃんにとって、『啐啄の機』やったんやな!」 と言ったのです。 kaoripian…

フェルデンクライス・メソッド

一昨日は、毎月の私の楽しみ、「フェルデンクライス・メソッド」のレッスンを受けに、一日がかりで、はるばる明石まで行ってきました。 「フェルデンクライス」は、まだまだ日本ではあまり知られていませんが、「気づきのボディーワーク」と言われるとても素…

ピアノを弾く姿勢

レッスンでは、ピアノを始めたばかりの導入段階のお子さんから、座り方、姿勢、腕などの使いかたなど 丁寧に指導しています。 たとえば、椅子に座る場所などは「あと1センチ後ろに」とか、細かいです。 でも、それで「軸」ができるかどうかが、本当に変わる…

音を響かせよう

昨日のレッスンの様子。 和音の響きの連続でできた曲で、 前回のレッスンでのアドバイスから、しっかり練習してきた様子の○○くん。 ゆっくりのテンポでの同音和音の連続。 音をとぎれないように保って弾きたいところを、上手にできるようになっています。 そ…

身体の感性を磨く  [ピアノと身体の話・その8]

「からだをつくりかえた」という書き方をしたので、何か筋トレのようなものととらえられる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうではありません。 ひとことで言うと、「身体の意識の感性を磨く」ということです。 では、どういう状態が感性が鋭くなってい…

ピアノと身体の話 [その7]

「上達力」という言葉があるとします。 何かを習得するのに、すばやくコツ=その動きの本質、をつかみ、上達する力。 (ちなみに、コツという言葉の語源は、「骨」だそうです。物事の勘所や要領、本質を見抜き自分のものとする、との意。言葉はもともと、身…

ピアノと身体の話 [その6]

同じ頃、ドイツの思想家であり、「シュタイナー建築」「シュタイナー教育」など幅広いジャンルで知られるルドルフ・シュタイナーの芸術・思想・教育と出会いました。(この教育について学んだことも大きかったのですが、別の機会に書きます。) まず興味を持…

ピアノと身体の話 [その5]

その後、道場通いを続けながら、高岡英夫氏の「極意」というワークを受けに通いました。そのとき受講生は主に、武道関係の男性が多かったようです。 高岡氏は、運動科学総合研究所主催、今は「ゆる体操」で知られています(当時は武道関係の人以外に一般には…

ピアノと身体の話 [その4]

その頃、ふと、本屋で手にした本がありました。 それは、「心身統一合氣道会」(当時は、氣の研究会)の宗主の著作でした。 武道など、興味をもったこともない。そんな本を手に取ることさえ初めてでした。 直感的に、ピアノの演奏に役立つのでは、と感じて、…

ピアノと身体の話 [その3]

どんなふうに「ピアノと身体」について探求しはじめたか、について書いていきます。(長い文章になります。) それは音大卒業後、学生時代の友人達と毎年、ジョイントコンサートを開催して演奏活動を続けていた頃です。 自分の演奏について、何かうまくいか…

訓練された身体 [ピアノと身体・その2]

ピアノに限らずですが、身体的なパフォーマンスをする何かについて 質の充実した訓練をされてきた人の身体は、そうでない身体とは全く違います。 たとえば、バレエリーナの軸の通った、かつ柔らかで強さのある肉体、 踊り・ダンスの名手の身体など…。一目瞭…

ピアノと身体の話 [その1]

「ピアノと身体」が、私の18年来の研究テーマなんです。 そしてレッスンでも伝えていくことが、私のピアノ教室で大きなテーマになっています。 書きたいこともいっぱいあって、長い話になるので、少しづつブログにも書いていくつもりです。 それで「ピアノと…