おとねっこピアノ教室では、ピアノ教本とは別に、「スケール」(=音階)
について学ぶことをしっかりとやっています。
スケールの勉強の大切さ
ピアノを学ぶとき、曲を弾くとき、「調」や「音階」について
頭で理解と、音でわかっているかどうかが、とっても影響があります。
多くのピアノ教本は、ハ長調の曲から習い始めることがほとんどだと思いますが、
私は、早い段階で「音階のしくみ」をわかっていることが、学びを進めていく上で、大きなメリットがあると思っています。
先を見通して、早い段階で慣れる
なので、先を見通して、
ごく易しい曲を弾いている段階(小学校1年生くらい)から、音階のしくみを「音と鍵盤でわかるように」、段階をふんで体験してもらっています。
これは、「しくみをわかる」「音に慣れる」ためなので、
「指くぐりを使って弾く練習」をする前の段階です。
それに慣れていると、♯や♭の調号がついた曲だからといって、すごく難しいと思わずに、抵抗なく譜読みができるようになります☺️
グループレッスン【音楽くらぶ】
いつもは個人レッスンでも、お友だちと一緒のレッスンも楽しいですよね♡
『音楽くらぶ』は、月に一回のグループレッスンです。
同じ学年の子が一緒です。
『音楽くらぶ』でも、スケールの勉強をしています。
こういったテキストも参考に。
一番右の書籍は、私が30年前に読んで、レッスンをする上で、とても参考になった本。
子どもたちがしっかり自分たちでスケールについて理解していくストーリーです。
実際、私も教室で、ずっとスケールについて教えてきて、
あるとないとでは、進度が進んだときに全然違う!を、ずっと実感しています。
【写真】は、余談ですが☺️
私が9歳のころ、練習していたスケールの楽譜。
こんな細かい楽譜で真面目に練習していました。
そして、特に音階や調のしくみを習ったことはなく。
ただただ楽譜どおりに音階を弾く練習していたのですが…。
確か4年生の時、
「この調と調の並び方には法則があるのでは!?」と気付いて、
習ってもいないのに、調と調の関係性を調べて、
小学校の自由研究に書いた覚えがあります。
(音楽の専科の先生ではなかったので、小学校の先生も困っておられたかも…と今は思います)
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