【シューベルトの小さな曲】
先日、初めてyoutubeにあげた演奏動画にひきつづき
もう一曲、演奏したものをあげました。
シューベルト作曲「楽興の時 第3番」
私の子どものころ、「ピアノ名曲集」というレコードで聴いた覚えがあります。
短くて親しみやすく、さまざまなイメージが湧くような雰囲気が、印象的な曲です。
シューベルトの「楽興の時」3番は、6曲あるうちの特に有名な曲で、
巨匠たちも録音を残しています。
弾く人によって、聴いたときの印象が全然違う曲だとも思います。
作曲家で、誰が一番好きかと聞かれたら、
私は迷わず「シューベルト!」と答えます。
シューベルトのピアノ曲は、たくさんあるけれど、長い曲が多いので、教室の発表会の講師演奏や、コンサートなどで弾く曲としては、選べるものが少ないのです。
その点、この曲は誰もが聴きやすいひとつです。
シューベルトの曲は、好きというだけでなく、私にとっては、とても親密な感じがします。
そして、完全にありのままの「素(す)」で弾ける(*^^*)
そんなところがあります。
彼のピアノ曲は愛らしくて、どこか寂しくて、どちらかというと地味目。
そして(彼が崇拝していたベートーヴェンのような完璧さがなくて、)ちょっとアンバランスだったり、人間味あふれるところもまた愛しい。
もちろん、天才らしさが現れているメロディーの美しさや、独特の転調やハーモニーの移り変わりの美しさも。
大好きな曲がいろいろあるので、また他にも弾きたいと思います。
⭐️レッスンのお問い合わせは
ホームページからどうぞ➡️