「始めたいときが始めどき」というタイトルが
たまたま、続きましたが。
先週、個人レッスンの体験をした、3歳の○○ちゃん。
3月に「うたごよみ」で、
すぐになじんでお友だちと手をつなぎ、とっても楽しそうに、
うたあそびの世界に入って遊んでいた、○○ちゃん。
毎月、うたう歌の楽譜をお母さん向けにお渡しするのですが
お家でも、その後、
お母さんとうたあそびされていたそうです。
この日のうたあそびのひとつ。
お日さまが野原で、
冬のあいだ眠っている生き物たち
お花、虫、かえる…をあたたかい光で起こしに行く
というストーリーを考えました。
子どもたちに好きな生き物になってもらって
お日さまの歌(自作です)で、起こしに行くのです。
かえるになる子、虫になる子、お花になる子。
なかなか起きない子もいたりして!
○○ちゃん、お家でも「お花さんになる」というふうに
遊んでいたそうです。
うたあそびでうたった、うぐいすの歌もお家でもうたって、
やがて春が近づき、本物の、うぐいすが鳴き始め、
その声に耳を傾けたりと
満喫してくれていたようです。
こんな子どもの様子が嬉しく、私の喜びです♪
音楽を習うときに、練習とか、訓練的なものの前に
こうして、小さい子どもの育ちを助け
心を豊かにする
これがうたあそびの醍醐味だと思うのです。
さて、こんな○○ちゃん。
大手教室や町の教室でも、早く始めるのが一般的ですが
私はこういう考えのもと、 ↓
体験レッスンのご相談のとき、
「3歳では、ピアノを始めるにはちょっと早いかもしれませんね」
と最初にお話したのです。
けれども。
3歳の○○ちゃん。やってみると、
「今がちょうどいい時期」だとわかりました。
「始めどき」なんです。
ほんとうに、その子によって違いますね。
なにより、本人の集中力とやる気です。
でも、最初からいろいろ教え込もうとせず、
たくさん、ピアノが弾ける準備期間としてのお稽古をしながら
プレ・ピアノレッスンとうたごよみ隔週で
急がず、進んでいきたいと思います。
○○ちゃんの成長とともに、
音楽を、楽しんでいけますように♪