かおりピアノ教室~兵庫県川西市 松尾かおり 

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

秋のピアノ、部屋の音響調整、私のレッスン近況。

気持ちよい季節ですね!

この季節、うたあそびクラス「うたごよみ」では、
「すすきがゆれるよ…」と歌を歌いますが、
本当にピアノの部屋から、お隣の空き地のススキたちが、
風にゆらゆら、揺れているのが見えます。

ピアノにとっても、よい気候です。

今年は真夏の、酷暑で…
音質が落ちていたピアノも、
9月半ばにはすっかり、音質が戻りました。

毎日24時間、かけっぱなしの除湿機ですが、
水の溜まる量も落ち着いてきました。

来てくださった調律師さんも、
酷暑で音が悪くなり緊急対応で来て下さったときと全然違う、と
温度・湿度に伴っての、ピアノの自然の変化が
思った以上だと驚いておられました。

ピアノも置いてある地域の環境に左右されますから。

そして、またいい音に、整えてくださいました。
気持ちよく弾けます!


さて、私も、先生にピアノのレッスンを受けています。

今年は、本番前だけでなく、普段から勉強しようと
間をあけずにレッスンに通っています。
今は、改めて古典派のソナタから勉強し直し中。

本番前ほど時間を取って練習しないにしても、
やはり、レッスンに通うとなると、毎日集中して、真剣に練習します。

一音一音の出しかた、身体の使いかた、
楽譜から読み取るもの。
そして、音楽のつくりかた。

「音楽のつくりかた」は、
やはり、「こんなふうに弾きたい!」という、
イメージが持てるかどうか、が大事です。

先日、聴きに行った演奏会は
ピアノや管楽器のソロ、声楽、合唱が演奏されました。

改めて、
生の、よい演奏を聴くことは、本当に勉強になりました。

年配のピアニストが、
本当に生き生きとした若々しい、フレッシュな演奏をされて
わぁ、いいなぁ…と。
こんな音が出せたら素敵!

改めて、私もがんばろう!
と思いました。

それから。
この秋、
私の先生にピアノの部屋の状況を見ていただいて(置いてあるものの写真)
アドバイスに従って、部屋の音響調整も、さらに、しました。

グランドピアノの前に座って左側は、
反射面がよい。

ということで、かなり以前から、
左側の大きなガラス窓は、レースのカーテンを開けて弾いています。

右側は、吸収面。
コンサートでお客様が聴かれる側です。

なのですが、床がフローリングなので、
今までより少し、吸収するものを増やしたほうがいい。

という先生のアドバイスで、今回、
木の本棚を少し増やし、
毛足の長いウールのラグを足しました。

比べると、確かに音の響きが違います。

「響きを聴くレッスン」で、
生徒さんたちにも体験してもらいたいと思います。

ホームページ「講師紹介」から

新しくなったホームページから、ご紹介です。

 

『講師紹介~「響きを聴くレッスン」を始めるまで』

 

つまり、プロフィールなのですが、

私の今までのこと、現在のこと、

飾らず、ありのままに書きました。

 

そのまま、貼り付けます。

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かおりピアノ教室では、

「響きを聴くレッスン」

を基本にしています。

 

ピアノを始めたばかりの小さい子でも、

どんなに易しい曲を弾くときも、

自然な動きで(つまり、奏法の基礎を大事に)、

音色、響きを聴いて、音楽的に演奏できることを目指して

レッスンしています。

 

そのわけは…

 

長くなりますが、私の体験をお読みください。

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【本質力を身に付けたい。その一心で…】

 

大阪音楽大学短期大学部ピアノ専攻卒業。

入学当時から、近所の子どもたちにピアノを教えはじめました。

 

卒業後、自宅の教室で生徒さんにレッスンをし、

友人たちと毎年、大きなホールで、ジョイントコンサートで演奏をしていました。

 

しかし、自分で演奏のしかた(今思えば、奏法のこと)には、

納得いかず、ずっと疑問がありました。

 

子どものころから音大卒業まで受けてきたピアノのレッスンでは、

身に付けられなかった、教わらなかったことがある、と気付いていました。

 

弾くことが好きなはずなのに、弾くのがしんどい。

思い通りに弾けず身体が動かず、本番(人前で弾くこと)が恐怖。 

 

「本当の音楽って、演奏って何?」

「どうすれば、身体が思うように動き、ラクに弾けるのか?」

「美しい音、イメージを音であらわすには?」

20歳代になって、それらを、探しはじめたのです。

 

そして、学びたいことを教われるレッスンをしてくださる先生も探し始めました。

(音大では、門下生制度があって、自分の先生以外のレッスンを受ける機会がなかなかありませんでした。)

 

ただ難しい曲を、がむしゃらに練習するのではうまくいかない。

楽譜通りに音を弾く、というだけでなく、音楽を身体で感じて表現したい。

「本質力を身に付けたい」その一心でした。

 

【心と身体の使いかたを学ぶ】

 

20歳代後半。

自宅教室で生徒さんに教える以外に、社会人として楽譜関係の仕事もする忙しい毎日でした。

その頃レッスンを受けた先生から、初めて脱力の仕方などを教わり、必死で今までの弾き方を変えていきました。

 

(しかし、忙しさもあり、若くもあり他にしたいこともたくさんあって、ピアノの練習だけを継続的に続けていけず、奏法としても、音楽的にも、まだまだだった、と今は思います。)

 

その頃、

興味のある、音楽以外のことにいろいろと取り組むようになっていました。

 

「心身統一合気道会」で(当時は、「氣の研究会」)心と身体の使い方を稽古したり、

シュタイナーの舞踏芸術「オイリュトミー」をしたり、

ほかにいくつかのボディーワーク。

 

そして、ピアノの演奏は、「音楽」ですが、

身体を通して表現するので

身体全体の使い方が、重要だとわかってきました。

 

身体がかたまっていると、思い通り動かない。

ゆるんでいて、身体の軸があって、

細かい部分の使い方の意識を高めていくこと、

「身体の意識」が大事…。

 

数年後には、明らかな変化がありました。

20歳代前半まで、

人前で弾くときは緊張して手が震え、まともに演奏できたためしがなかったのが(緊張で身体が固まったり、指が浮くのも意識と身体の使い方と関係がある)、

小さなサロンでソロ(一人で)コンサートも、することもできました。

 

さらに、子どものころから、極度の末端冷え性で、

1年の半分(10月から5月くらいの秋~冬~春)は手が冷えて、指先に全く意識が通らず、つらい思いをしていたのも、

いつのまにか、治っていました。

 

心と身体、その両方の「使い方」が大事だったのです。

 

【現在も学んでいます】

 

音の響きを聴きながら、音楽表現と結びついた身体の動きを高めていく。

 

一回弾くごとに、ここはこんなふうに…とニュアンスや音色の変化に気を配り、

弾くにつれて自分の感覚も深まります。

だからこそ、面白い…そういう練習です。

 

楽譜から作曲家たちの表現した音楽の意図を読み取って、

ひとつひとつの音の色合いや響きをつくり、音楽の表現をする。

 

今、尊敬する先生にレッスンを受けています。

 

大作曲家たちの残した楽譜という遺産。

それを演奏するという、深い深い世界。

日々、ピアノの練習をしながら、勉強中です。

 

私自身、真摯な気持ちで

発表会やサロンコンサートなど、本番で弾くこと。

自分もレッスンを受けて、勉強を続けること。

 

練習をして、前より自分の演奏の質が高まったと感じても、

先生のレッスンを受けると、その次、その次の段階に気が付いていく。

一音一音、磨いていく。少しでも何も考えずに弾くようなところがあると、先生から、気付かされます。

 

常に、客観的に聴いてもらって、

謙虚に、自分を磨き続けてこそ、

レッスンでも生徒さんに伝えられるものがある、と思っています。

 

音大の学生でいる間なんて、長い人生の中では短い。

その間に勉強できることなんて少し、なのです。

年齢や経験を重ねながら、勉強を続けて深めていくかどうか。

そこに、「質」があらわれると思うのです。

 

私もピアノの練習が全くできない時期もありました。

しかし、今だから若いころわからなかったことがわかる。

体力と練習量でがんばっていた若いころより、

「質」を高められ、「質」を理解、できていると思います。

 

今は、練習することが面白くて、楽しい。

それは質を高めることを常に追求する楽しさ。

 

本番で、演奏を人に聴いてもらうことも、それは真摯な気持ちで準備しますし、演奏は聴いてもらってこそ、だと思います。

 

身体の使いかたについては、2012年から毎月一度、

「フェルデンクライス」というボディーワークのレッスンを受けています。

(動きを改善する、気づきのワークです。)

 

【子どもたちには、初歩・ピアノの導入期から伝えたい】

 

私自身が学ぶ機会を得られなかったために、まわり道をしてしまった、

ピアノの弾きかた(=奏法)、

 

けれど、だからこそ

ピアノ教室の子どもたちには、「ピアノを習う最初から」伝えたい。

ひとつの音を弾くときから、どんな響きか聴く習慣を身に付けてほしい。

 

現在は、巷に電子音があふれています。

一方で、丁寧に奏でる音、空間に響く生の、美しい音に出会う機会は、少ないかもしれません。

 

整えた音響・よく調律された生のピアノの音は、

響きの表情が本当に豊かです。

弾きかたによって、音が変化するのがよくわかります。

 

小さなお子さんでも、レッスンでの声掛けひとつで、

音色が変わり、音楽が変わります。

 

レッスンに来られるお子さんだけでなく、保護者さんも、

「ピアノってこんなきれいな、音だったんですね」

と気づいていただけることが、よくあります。

 

「豊かな音楽の世界への案内人」でありたい、

そして「どんなふうに弾きたい?」を引き出し、そのためにはどうすればいいか?

そのお手伝いをレッスンでしたい、と思っています。

 

【ピアノ以外の体験】

 

私自身の体験の話に戻ります。

30歳のときに、結婚し、子どもが生まれました。ピアノの置けないマンション暮らしでした。毎日ピアノが弾けない、そういう時期でした。

二人目の子どもが生まれ、結婚後も実家で続けていた教室を閉じました。

それからは、自分の友人のお子さんにのみ、出張レッスンを続け、子育てしながら、ピアノ以外の体験もいろいろしました。

 

子どもと外に出て自然体験をしたり、わらべうたや手遊びをしたり。

仲間と自主保育をしたりしながら、シュタイナー教育的な幼児のうたあそびを模索し始めました。私の子どもにうたあそびをしてくださった先生にもいろいろ教わりました。

 

小さな子が自然に、遊びながら歌っている世界を大事にしたい。

そこから、イメージ豊かな音楽体験をできるようにしたい。

10年後。その願いから、今の「うたごよみ」が生まれました。

 

うたあそびを体験していると、暮らしの中で

子どもたちが触れる、たとえ小さな自然でも、そこに「ものがたり」が生まれます。

 

そんな体験が、豊かなこころをはぐくみ、将来、イメージ豊かな音楽演奏ができることにつながるはずです。

 

やがて、私の子どもたちが少し大きくなり、

今の自宅で、教室をひらくことができました。

 

今なら、若いころ自分ができなかったレッスンができる。

 

はじめてピアノに触れる小さい子の体験から、

大作曲家の名曲を弾けるようになるまで、

ひとつながりになった、

「心と身体を育てる」、「響きを聴くレッスン」。

 

どんな易しい曲でも、弾くことが喜びになるレッスン、

私自身が、子どものころに受けたかったレッスンです。

 

【そして、響きを聴くレッスンへ】

 

私の音楽体験が私をつくり、

ピアノを弾くことが、私を育ててくれています。

 

レッスンで、習う人のレベルにかかわらず

響きを聴き、音楽的な体験を重ねることで

心と身体を、育てていくことができます。

 

18歳からピアノを教え始めて30年。(2018年現在)

 

~レッスンは、音楽を通してこそできる、繊細なコミュニケーション。

生徒さんがどう感じ、どう理解しているか

感じ取ること、そして伝えること、

 

その時間、生徒さんとの交流は、私にとって喜びです~

 

レッスンでお伝えしていくこと、

それが、私の使命なのだと思っています。

     

kaoripiano.jimdo.com


ピアノは生きている その②~猛暑の夏…温湿度管理のこと

前記事の続きです。

 

よろしければ、こちらからどうぞ。

 ↓

ピアノは生きている その①~「響きを聴くレッスン」のために - かおりピアノ教室~兵庫県川西市 松尾かおり

 

この夏の猛暑、というより酷暑。

人間にとっても本当に大変でしたが、ピアノにとってもそうでした。

 

ピアノの部屋の温湿度計をチェックしながら、

除湿機を、使ってはいました。

 

しかし、猛暑が続くようになり、レッスンのときと自分の練習のとき、強めにエアコンを効かせるようになって(暑すぎて…)、

 

ある日突然、

「!!? えっ⁉」

 

生徒さんのレッスン中、ある部分の音が、変なことに…!

 

フェルトのような、音になってしまいました。

 

シフトペダル(グランドピアノの左のペダル)、

楽譜に「u.c.  =ウナコルダ」と指示があったときに使う、弱音ペダルなのですが、

このペダルを踏むと、鍵盤とアクションが右にずれて、

鍵盤とつながったハンマーが、3本の弦を打っていたのが、

ずらしたために2本の弦だけに当たるようになる というものです。

 

まるで、そのペダルを踏んだときにちょっと似ているような…

それで、フェルトっぽい感じの音です。

 

とっても困ってしまいました。

 

発表会前だったので。

いくつかそんな音が混ざり、試しに、私がソロで弾くために練習していたショパンを弾いても、

音質がバラバラなので、我慢ならない...、

これでは、聴くのが辛くて、私はとても弾けない…!

 

調律師さんにお電話したら、

お忙しい中、かけつけてくださいました。

 

見ていただいたら、なんと、暑さと温湿度の差にやられ

鍵盤からハンマーにつながるアクション部分を、とめてあるアルミが、

反ってしまっていたそうです!

 

ひとつひとつ調整して、応急処置してくださいました。

 

それで、温湿度管理の再度見直しをしました。

 

ベストな湿度は50%くらいなのですが、

それまで、この夏は、

ひどいときは70%を超えて、80%近くなるような日もあり、

エアコンをかけると、一気に湿度が下がり、

ハッと気付くと40%になっていることも…。

 

これでは、ピアノもしんどかったと思います。

 

それから、

一日何回も、湿度計チェックしながら、

エアコンの使いかたを見直し、調整、

除湿機は24時間フル稼働。

 

わかったのは、

エアコンは、温度設定より、風向と風量設定に気を付ける必要がある。

 

必ず弱風。風向は上向き固定。

単にそれだけで、湿度は下がりすぎることはなくなり、ベストの50%を保てるようになりました。

 

ピアノの部屋の構造上、除湿機が効きにくい。

24時間フル稼働は基本。

 

エアコンをかけるときは除湿機は切り、かけないときは除湿機をかけっぱなし。

 

ちなみに、除湿機はいいものをと

「コンデンス除湿機」を購入しました。

おまかせ設定で、50%を目指し、自動で調整になります。

 

それで、だんだんピアノの音も、安定してきました。

 

しかし、一日泊りで出かけて、帰宅してみると。

また…!

フェルトの音になってしまいました。

除湿機はかけっぱなしで出かけたのに…。

暑すぎて、追いつかなかった(湿度だけでなく温度もやっぱり影響がある)、ようです。

 

こんな酷暑だと、昼間はエアコンも要るんですね。

(エアコンかけたまま出かけないといけないのか…⁉)

 

あぁ…とがっかりしましたが、

2・3日で音の調子が戻りました。

 

本当に、ピアノは生きていますね。

気温によって、「今日の音は…」と毎日変化がある、

そんな厳しい夏でした。

ピアノさんに、しんどい思いをさせました。

 

人間にとってもしんどかったですね!熱中症のニュースも多かった。

エアコンがないと居られない、なんてひどい暑さは

今年だけでおしまいだといいですね…。

 

9月になって、涼しくなり、

ピアノの音も、すっきりとしてきました。

本当にほっとします。

 

気温が落ち着いてから…ということで、もうすぐ調律に来ていただくのが、楽しみです。

ピアノは生きている その①~「響きを聴くレッスン」のために 

現在、ホームページを一新しています。

内容、文章もすべて新しく書きました。

 

ホームページに載せる、ふたつの「コラム」のうちのひとつめ、

『ピアノは生きている~響きを聴くレッスン」のために』。

 

このコラム、昨日書いたものなのですが、

そのまま貼り付けます。

・・・・・・・・・・・・・

ピアノは生きている~「響きを聴くレッスン」のために

 

ピアノの音は、どうやって鳴るかご存知でしょうか。

 

体験レッスンに来られたお子さんには、

ピアノの「音の鳴るしくみ」のお話を聞きながら、

ピアノの蓋の中を見ながら、音を聴いてもらいます。

 

ピアノは、鍵盤を指で触って音を出しますが、

音が鳴っているのは「弦」です。

鍵盤からつながった「ハンマー」が、てこの原理で弦を打ち、音が鳴ります。

 

ハンマーは木でできていますが、

その先には、

羊の毛でできたフェルトが、付けられています。

だから、金属の弦がやわらかい音を出すのです。

 

鍵盤を触る指が、どんなふうに下ろされるかによって、

音質や音色が変わってくるのです。

 

指先がハンマー、弦まで、

つながって感じられるといいなと思います。

 

ピアノは、

「弾きかた」で、出る音が変わってくるだけではありません。

 

弾く人が「どう弾くか」によって、

ピアノという楽器じたいの状態が、変わってくるのです!

 

つまり、乱暴に弾くと、

ピアノは調律も狂う。

それだけでなく、音質に影響が出てしまいます。

 

奏法が良い状態で弾く人のピアノは、

音もよい。

逆に、癖のある弾きかたで弾かれたピアノは音も変わってしまいます。

 

とても繊細な楽器なんですね。

 

 

私が教室に来る生徒さんに、

絶対にきつく叩いて弾かない!!

ということだけは、

小さい子にも大きい子にも、最初からきっちり伝えているのは、

そのためなのです。

 

一般的にですが、園や学校に置いてあるピアノは

そんなに丁寧に扱われていませんし、

「ピアノは叩くもの」と思っておられる方も多かったりします。

 

(実際は叩いて弾くと、単にうるさく、それでいて遠くまで響かないのです。)

 

空間で倍音の響く、美しい生のピアノの音。

お子さんでも保護者さんでも、

聴いていただいたら気づいていただけます。

 

お部屋にどの場所に置くかや、

室内に置いている物、

敷物やカーテン、本棚、

そんないろいろなことも、音に影響があります。

 

また、ピアノはほとんどが木でできています。

気温や湿度の影響も受けやすい、

とてもデリケートなものです。

 

ピアノの部屋は、除湿機で湿度管理していますが、

季節ごとの差に悩まされることもあります。

 

教室の発表会では、必ず本番前に調律していただくのも、

いい状態で本番を迎えてもらいたいからです。

 

ピアノという楽器の状態、お部屋の状態、

そして弾きかた。

 

これらがそろっていることを、まず優先して気を配っています。

 私も、先生にたくさん教わりながら、

そして調律師さんにお世話になりながら…。

 

音響を考えたお部屋に置かれ、

調律師さんに音色まで整えていただいたピアノが、

よい奏法で弾かれるとき。

 

ピアノも喜んで美しい音を出してくれます。

そして、「どう弾いたらよりよいか」を、

ピアノが、私に教えてくれるように感じます。

 

ピアノという楽器を大事に育て、

 ピアノに育てられるのです。

・・・・・・・・・・
ブログ記事、ピアノは生きている~「響きを聴くレッスン」のために …は、その② に続きます。
 
その②は、この夏の猛暑の中の、ピアノの話!
 
 

想うこと

涼しくなって、過ごしやすくなり、

ピアノの状態もよくなってほっとしています。

別記事に書くつもりですが、

この夏の猛暑の中、ピアノの音管理も、大変だったんですよー…。

 

ブログ記事の更新が遅くなりました。

今年の夏は、本当にいろいろありましたね。

日本の国のあちこちで...。関西でも。

 

猛暑に、地震、台風に大雨。

自然災害が多すぎました。

 

全くの私事ですが

9月のはじめ、私の父が亡くなりました。

 

父は長く寝たきりでしたし、夏から覚悟はしていましたから

突然のことというわけではなかったのですが。

 

父が最初に倒れたのは10年前、

母が自宅で長く介護し、その後は入院していました。

 

亡くなると不思議なもので、

いろいろと過去のことを思い出します。

 

私にとっては、親しい父とは言えませんでした。

仲良く話をするようなことはなく、

私は褒められたり認められたりすることが、ほとんどありませんでした。

私がピアノをしていることを、

喜んだり理解したりするような言葉はありませんでしたが、

それでも

私がやりたがるからと、小学校卒業のときに音大の先生につけてくれ

レッスンに通わせて、音大を卒業させてくれました。

 

実家でピアノ教室の発表会をするときは、いつも手伝ってくれました。

私に娘が生まれたら、それは可愛がってくれて。

 

父は会社員でしたが、器用で、

畑仕事、大工仕事、生活に役立つようなあらゆることが上手にできて

いつも身体を動かし手足を動かして、手間を厭わず働く人でした。

 

言葉や態度ではなく、そうして

何かをしてあげるという実際の行動で

愛情を示してくれていたのかもしれません。

 

自分が子どものとき、わからなかったことが、大人になって

そして亡くなったあとになってわかり、

今更ながらの感謝を、知るのかもしれません。

 

葬儀の翌日も、教室のレッスンはして

私自身、毎日変わらず、ピアノも弾いています。

 

これも、父のくれたギフトだったのだと思います。

 

いつもどんなときも

ピアノを弾き、教えることに

集中できて、

レッスンで音楽を通じたコミュニケーションと

私が弾くことでの音楽の美と、学びに

いつも癒されもしていて、そこには喜びがあり

改めて、そのことに感謝をしています。

 

そして、これからも人生の中で

気付いていくのだと思います。

 

深い感謝に。

ピアノ発表会「8月のコンサート」

8月4日(土)、かおりピアノ教室の発表会

「8月のコンサート」

無事、終わりました!

 

ほんとうによい会になりました。

何も派手な演出はしませんが、

一人一人の曲が映えるよう、熟慮したプログラム組みと

よい会場に、調律、

場の雰囲気づくりをしています。

 

終わってしみじみ、

ピアノを弾いてきて、教えてきてよかったなぁと

深い充実感がありました。

 

年に一度の発表会。

今の自宅教室での発表会は3回目です。

(その前に、実家で教室をしていたとき12回の発表会をしました。)

 

このサロンでの発表会は2回目。

今回は、お客様がたくさんでした!

最初予想して準備をしていたより、さらに追加して椅子を出して、

サロンがお客様でいっぱいになりました。

 

生徒さんたちも、1年前から成長されて、

一人ひとりの個性も発揮しながら、

みんな、響きを聴きながら丁寧な演奏。

どの子も無理なく、ありのまま。

ほんとうに、みんな、一人ひとりが本番で力を発揮して、

いい感じに演奏しました!

 

私も、講師演奏でソロを弾きました。

50曲以上あるショパンマズルカから、2曲。

op.30-3と、op.59-2を。 

 

そして、コンサートのトリは

長いお付き合いの友人で、ピアノ講師のY先生と私で連弾。

ドビュッシーの小組曲より「小舟にて」

 

生徒さんから、素敵なお花をいただきました。

 

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プログラムはこんな感じです。

今年は、初めて高校生の娘に司会をしてもらいました。

 

★オープニングは、私とY先生の、明るくリズムのよい短い連弾曲。

★ソロ曲、

ピアノを始めてまだ日の浅い、小さいお子さんは私が伴奏をして。

ソロは、みんなそれぞれ気に入った曲。

最後に私のソロ演奏。

 

★後半は、連弾です。

私と生徒さんの連弾、

そして、今年も親子連弾が、とてもいい雰囲気でした。

最後に私とY先生の連弾。

 

プログラムの最後は、派手な曲や重い曲ではなく、

軽やかで聴きやすく雰囲気のある曲を。

と考えていますので、今年もドビュッシーを。

とても繊細な響きがある曲で、

二人で、本番まで先生にレッスンを受けに通いました。

 

生徒さんと私の連弾の写真をいただきましたので、

載せさせていただきます。

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保護者の方からいただいたご感想を、一部紹介します。

 

・・・・・

他の生徒さん方も、日頃の先生の丁寧なご指導が伝わってくるようで、皆さんそれぞれが本当に立派で、感動しました。また、先生方の演奏にうっとりと癒やされた一時でした。
観に来た親戚からも、「アットホームな発表会でとても良かった!」「素敵な先生!」等との感想をもらいました。
・・・・・
毎年、その子の個性を大事に選曲されていることが分かり、
温かいコンサートだと感じています。曲の好みも子どもそれぞれですね。
小さな生徒さんも、ピアノを弾くこと以上に、音の響きを楽しんでいる様子が見られてこちらも心地よかったです。
・・・・・
どのお友達も、可愛い響き、一生懸命な響きと、それぞれのいい響きで、とても心地よかったです。先生の連弾、ソロでは、素敵なさすがの響きに、雰囲気ががらりと変わり、もっと聴いていたいなぁと思いました♪
・・・・・
親子連弾は、〇〇といい時間をもて嬉しく思いました。ありがとうございました♪〇〇の落ち着いた姿に、私の方が力をもらいました(^-^;)いつのまにこんなに大きくなったのかと感慨深かったです。
 
これからの沢山の成長も楽しみです(*^_^*)また、子供達のキラキラひかる可能性を沢山感じれて、元気ももらいました(*^▽^*)

・・・・・

 

また、お子さんのおばあちゃまから「先生がたくさん動かれる(弾く)発表会で、感心しました」

というご感想をいただきました。

私自身、生徒さんや保護者さんの前で弾くためには、

「弾き続けて」いなければできませんし

聴いていただけるからこそ、練習ができます。

生徒さんたちには、生の音を聴いていただいて

何か音楽に対するイメージを持ってもらえたらなぁという

願いがあります。

 

生徒さんのご家族だけでなく、ご親戚まで聴きにきてくださって

ひとりの生徒さんを教えるということの責任と

こんなにたくさんの方に支えていただいているということ

改めて深く感じました。

 

聴いてくださったみなさんに、感謝いたします。

そして連弾で一緒に演奏してくださった友人のY先生にも。

ありがとうございました!! 

今週末が発表会。

発表会まであと何日…となってくると

みんな、最後の仕上げ練習&レッスン、

振替で増えたレッスン、

親子連弾の臨時レッスン、と

夏休みだということもあって、

午前午後と、レッスンスケジュールが入ってきました。

そわそわ、あわただしい毎日です。

 

去年と同じく、私も、ソロを弾きますし

ピアノ講師の友人と連弾で演奏もするので

その「合わせ」、二人で練習したり

私の先生の連弾レッスンを受けに行ったり…

 

プログラムを作ったり、いろんな準備も。

 

子どもたちみんなも、がんばっています。

幸い、発表会楽しみ~という子たちばかりで

それが、よかったと思います。

 

もちろん、どきどきしている子も多いですが。

 

数日で、演奏がぐっとよくなったりもするので

あと何日か!追い込みで練習がっばっている子もいます。

 

私の教室の発表会は、何も派手なことはしないのですが、

音色を整え調律してもらったばかりのピアノで、

「響きを聴く」発表会です。

 

そのための普段からのレッスンと、

無理のない選曲、

調和したプログラム。

 

そのことに気を配っています。

 

聴きにきてくださった方に、いい時間を持ってもらい

出演した子どもたちには、いい演奏体験をしてもらいたい。

 

そう願っています。