曲の中で、和音の勉強
教室の子どもたちは、理解できる年齢・進度になったら、
レッスンで弾く曲の中で、「和音」の勉強をしています。
「曲は和音でできている」からです。
ポピュラー音楽のメロディの楽譜や、「コード」が書かれているのを見たことがあるかもしれません。
ポピュラー曲やロックバンドのギターの人とか、楽譜が読めない人でも、コードで弾いている、
というと、イメージしやすいかもしれません。
コードって何?
「コード」は、「三和音」(ドミソ、ソシレなど)と同じです。
コードは、CやGとアルファベットで書かれますが、
クラシック音楽では、「和音記号」が使われます。
ローマ数字のⅠ、Ⅳ、Ⅴなどと書かれます。
曲のレベルが易しい段階で、このコードや和音記号がある程度わかると、曲の理解もしやすいです。
譜読みも、しやすくなります。
意味がわかるからです。

【写真:普段使っている教材と、スケールや和音の勉強に使う本】
曲の中で、元の和音をみつける
ただ、クラシックピアノの楽譜では、伴奏が和音の形そのままではなく、さまざまな形になっているため、一見わかりにくく、
元はどんな和音なのか、見つける必要があったりします。
なので、お子さんが理解できるようになったら、曲の簡単な分析も、レッスンで一緒にしています。
コードや和音の知識があるメリット
コードがわかると、ポピュラーを弾くようになったときも、便利なんです。
そして、いろいろな調、たくさん♯や♭のつく調が出てきても、
普段からスケール(音階)や和音(コード)の勉強をして慣れていれば、それほど抵抗感がないようです。
理解できると、より楽しめます。
お子さんたちは、小学校の音楽会などで、ピアノやキーボードなど担当するとき、ポピュラー曲も多いので、とっても役に立つようです。
ぜひ大人の方も。
大人の生徒さんもご興味あれば、少しづつ学ばれても楽しいかもしれませんね。
お好きな曲でやってみましょう。
嬉しい報告♡
そうそう!
以前、ブログ記事に書いた、「学校の音楽会のピアノのオーディション」を受けた生徒さん。
見事、選ばれて、音楽会の学年の合奏で、ピアノを弾かれました♡
おめでとうございます!
本当に良い経験をされましたね。
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https://kaoripiano.jimdofree.com/