「楽譜を読めて、弾ける」ようになるということは、
ピアノのレッスンをはじめて数年間の、ひとつの目標でもあります。
お子さんによっては、耳で覚えて弾くのは得意だけれど、
楽譜をよむのはしんどい…という場合もありますね。
楽譜をぱっと読めない。目で追いながら弾けない。
となると、どうしても新しい曲の練習が面白くなくなり、
行き詰まりの原因になるのです。
でも、これも練習の方法しだい!なんです。
新しい楽譜を観察するとき、そしてその後に初見で弾いたとき、
その子が楽譜のどこをどう見ているか、それをどう指に伝えているか、
その子にとって何がどう難しいのか?
そこが「観察ポイント」です。
そのうえで
何かのテキスト、練習方法を与えます。
その子にとって補足が必要なことがあれば、いつでも軌道修正や
違う教本の取り入れなども有効になってきます。
その点でも「ひとりひとりに合ったレッスン」といえると思います。
楽譜を読む、ということは、
ただ単に何の音かわかるということだけでなく、
楽譜をみて音楽全体として頭の中で響かせることができ、音楽のイメージがわく、
ということを目標としています。
「読めて弾ける」ようになると、音楽の世界がずっと広がります♪