おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

奏法のレッスンに取り組む

かおりピアノ教室では、

「響きを聴くレッスン」を教室の指導方針としています。

 

ただ楽譜通りに弾く、ではなく

どんな音で弾くか

手や指、身体をどう動かし、どう使うか

そこに音楽が乗っていく

弾く人の気持ちが乗る

ひとりひとり、小さなお子さんも

それを目指してレッスンしています。

 

9月の発表会のあと、次の本番まで半年あるので

今のうち、私自身 

改めて、ピアノの奏法をもっとしっかり身につけたい。

そのために、奏法のレッスンを受けて、練習に取り組んでいます。

 

練習は、「気づき」の練習。

何かのフレーズを弾くとき、身体がどう反応するか

音と、自分自身とに意識を向ける

その繰り返し、積み重ねです。

 

レッスンを受けると、まだ自分が気づいていなかった昔の癖が

どこかに残っていることに気づかされたり

古典派の、できるだけ単純で簡素な曲を題材に弾いていますが

基本的な奏法と、音楽面とが結びついた弾き方に関して

ほんとうに深い学びがあります。

 

こういう学びこそ、生徒さんのレッスンにも直結する。

改めて感じました。

 

からだの動きに関しては、子どものほうが素直で

変化が早いんです。

だからこそ、大事に 

繰り返しレッスンで伝えていきたい。

 

私は、今年は3月、9月と本番がありましたが

本番前に詰めてレッスンを受けてばかりだったので

次の3月、5月、それから来年の教室の発表会まで、

今のうちから奏法を高めながら、休まずレッスンを受けて

早めに練習、準備したい!と思っています。

 

「ピアノ講師だから、学校を卒業したらもう勉強しなくていい」

ではなく、自分自身が常に学び、いつも弾いていて

いつも現役としてレッスンしたい。

20歳代が自分の最高ではなく、どんどん進化して

新しい自分でいたい。

 

実際私は、

音楽そのものも奏法に関しても、生徒さんを見ることについても

20歳代にわからなかったことがわかり、

いい音を出してラクに弾くにはどうすればいいかを

伝えられるようになっているし、

弾く音も、たくさん時間を取れた学生時代より、

ずっとよくなっています。

 

それは、難曲を弾くことではなくて

易しい曲でも、いい音で音楽的に弾ける、

そういうことだと思うのです。

 (若いころは、無謀にも難曲を弾いたりもしましたが…。)

 

生徒さんのレッスンで、口で言うだけでなく

「こんな音で」と弾いて聴かせてあげられる

それが、一番伝わると思います。

 

精進していきますよ!