幼児さんの「うたあそび」クラス、「うたごよみ」。
その名のとおり、季節の歌を中心に、
うたって、身体をうごかしてあそんでいます。
小さなオイリュトミーと笛の音が始まりの合図。
手をつないで輪になるところから始まります。
小さな弟・妹さんも輪に入って
お名前を呼ぶうたあそびも一緒に。
そして、小さなお話の手遊び、お手玉遊び。
立って手をつないで動いて、季節のうたあそびが始まります。
7月、まだ梅雨が明けない頃
雨の歌やかたつむりの歌。
雨があがったら、夏の歌。
船をこいで海に繰り出したり
貝殻に耳を当てて、どんな音がするかな?
波の音、砂の音、海の音…
いろんな音が聞こえたそうです。
8月。真夏の歌!
暑い夏はお昼寝がきもちいい。
私がつくった「くじらのうた」。
海の向こうに「お~い!」と呼ぶ歌。
最後に大きな布をハンモックに
ゆらゆら、わらべうたにあわせて、ゆられます。
9月は秋の歌。
気持ちのいい秋の風がふくと、お散歩に出かけます。
ススキやバッタ、とんぼ、うさぎにお月見の歌。
ぴょんぴょん跳んではねて、にぎやかです。
どの季節も、最後にグロッケンで楽器あそびをします。
ひとつづつの音を手にもって、交代で。
うたあそびをきっかけに、生活の中でうたって
身の周りの自然に目を向けたり
音楽が毎日の生活に溶け込んでいくといいな。
「練習」「指導」的なことをしているわけではありませんが
手遊びなどで手や体を使うことができるようになり
だんだん、みんな「うたごころ」が身につくようです。
みんなであそぶことで、社会性も身に付きます。
みんな本当に楽しくあそんでいます。