おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

7月の「うたごよみ」

「季節を感じ、自然を感じる うたあそび」

という言葉は、

私が「うたごよみ」をはじめるときに考えた、キャッチフレーズです。

 

シュタイナー教育では、幼児期には特に

「リズムが大事」だと言われるのですが

その「リズム」とは、大きな意味だと捉えています。

 

地球が太陽のまわりを周り、季節がめぐり、

毎日お日さまが昇ってしずみ、夜が来る、

そのなかに私たちが生かされている…

というようなリズム。

そして小さな子が感じることが大事、と言われるのは

おうちの中での生活のリズム、

自然の中で季節のリズムを感じること。

大きなことから小さなことまで、そういう「繰り返しのリズム」です。

 

うたごよみ」では、

そういう意味での「リズムのある」内容にしています。

 

はじまりのうた、詩とオイリュトミー、

座ってする静かな手遊びから、立って輪になって手をつなぎ、

収縮と拡散の動きや、うたの内容をあらわす動き

だんだん、大きな動きになっていきます。

最後には心を落ち着かせるよう、昔話などのお話(素話)を聴き、

さようならのうたで終わります。

 

さて、7月の「うたごよみ

7月前半は、まだ梅雨のなかですので、

6月にうたった雨のうた、かたつむりのうたなど

私のつくったうたも、子どもたちも覚えてくれていました。

そしてもう、夏!

夏のうた、そして舟をこいで、海へ。

貝のうたなど

うたあそびの中で、旅に出ています。

最後に旧暦のたなばた前ということで、素敵なたなばたのお話を。

 

6月からの新しいお友だち、姉妹でご参加のおふたり。

お家でも、「うたごよみ」でうたっているうたを覚えて

お姉ちゃんと妹さんで、あそんでいるそうです。

そのようすを想像するだけで、可愛いです♪

 

幼児期は、模倣の時期です。

そして、

うたあそびした体験から、身のまわりの自然や季節を感じたり

そういう助けになっていると思います。

うたや音楽は、自然に暮らしと一致したところからはじめたい。

 訓練や練習という体験以前に、

こういう、うたあそびの体験を、

ぜひ、幼児さんにはしてほしいと願っています。