おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

6月のうたごよみ

晴れて、真夏のような暑さの日があったり、

梅雨らしく雨の日があったり。6月、そんな季節ですね。

 

6月の「うたごよみ」は、

梅雨の季節を感じる歌で、うたあそびしました。

 

雨をあらわす詩、手遊び、

歌と一緒にお手玉をします。

リズムのある動きの中で、身体の感覚も育てます。

そして、立って、手をつないで輪をつくります。

 

シュタイナー教育のライゲンでは、輪になる動きを基本としています。

日本に昔から伝わる「かごめかごめ」のような、輪です。

 

きれいな輪をつくる、ということも

初めて、体験で参加のお子さんたちには少し、難しかったのですが

回を重ねるうちに、まあるい、きれいな輪ができてくるはずです。

 

雨の季節によく見られるものといえば…

かたつむりです。

いくつかの、かたつむりの歌や雨の歌で、うたあそびします。

 

みんなそれぞれ、可愛らしいかたつむりになったり

みんなで大きなかたつむりのうずをつくったり。

たくさん動いて遊びました。

 

初めてのお友だちも、楽しんでくれたようです。

 

今月も、私の作った曲も入れました。

劉御(リューユイ)さん作の「かたつむり」という詩に

曲をつけました。

 

曲をつくるときは、

なるべくペンタトニック(5音音階)を使い、

できるだけ覚えやすく歌いやすい、

シンプルな歌になるようにと

前日まで、試行錯誤して作りなおしたりしています。

(最初作ったときは、もっと凝った感じだったりするんです)

 

素話は、今月も日本の昔話にしました。

絵本も何も見ないで聴くので、始めは、集中がとぎれる子も

慣れるうちに、絵も何も見なくても、話だけで想像して聴き、

お話の世界に入ることができるようになります。

 

昔話は、昔から口伝えで、語り継がれてきたものなのですが

全国各地に似た話があって、少しづつ違ったところもあったりして

調べると、とても面白いです。

私も娘と息子が小さい頃、

毎晩のように、昔話を読んで聴かせていました。

語り部によって伝えられてきた、100話載っている本を、

怖い話以外は(怖いのやめてと言うので。山姥が出てくるやつとか…)ほとんど全部、

とくに気に入っている話を繰り返し、聴かせたものです。

 

遠野の阿部ヤエさんによると

わらべうたと昔話で、子どもが学び、育つのだそうです。

たくさん動いた、うたあそびの最後に、

落ち着いて聴くためにもお話を、取り入れています。

 

うたごよみ」は、30分のうたあそびですが

説明も指示もなく、とぎれることなく歌やお話をするので

ほんとうに盛りだくさんです。

 

内容を組むのと、子どもたちの動きをイメージしながら

流れがとぎれないよう歌い、(覚えて、何も見ないで)素話も語れるように

準備を重ね、

私も、すごいエネルギーを使っています。

 

 子どもたちが集まって、動きながらだと

熱気がすごいかも(笑)

また次回も楽しみです