9月の幼児クラス「うたごよみ」のために、
「うたあそび」と「お話」の準備をしています。
「お話」は、私なりに自分の言葉で、素話(ストーリーテーリング)で語ります。
素話は、
本の読み聞かせとは違い、物語をいったん自分のものにして、
自分の言葉で語るというものです。
そのため、語る人の意識が本にではなく、聴く人の反応に向き、
それを直に感じることができます。
また、聴く人も、
絵などを見ないでただ語りに集中できるため、
自由に想像力を広げることができます。
語る側も、自分のイメージを膨らませ、想像しながら語っているのです。
語る人と聴く人が一緒に想像しながら物語を体験できるので、
そこにしかない、ひとつの雰囲気が生まれます。
私もすこし前まで、素話は「暗記して語るもの」と思っていました。
けれど、違ったのです。
お話を自分のものにして、自分の言葉で語ることだったのです。
その意味で、私がつくっているのは「オリジナルな物語」なのです。
シュタイナー教育について伝えておられる先生によると、
「創作のときのエネルギーが子どもに伝わる」ということです。
確かに、本の文章をそのまま暗記して話そうとすると、「一字一句、間違えないように」という部分に意識を使ってしまいやすいです。
「自分のものにして」語ることが大事なんですね。
今回は、
仏教思想にその基があるものを、完全に自分の言葉で編みなおし、
語ることにしました。
この話は、
絵本になっているものなど、オリジナルで書かれているものもいろいろとあり、内容の違う10種類ほどを読んでから、私が子どもたちに伝えたい内容につくりました。
3歳のお子さんもいらっしゃるので、難しい言葉は使わず、伝わる内容にしました。
[ 9月の「うたごよみ」レッスン予定 ]
★土曜日クラス
12日、26日 15:00~
★火曜日クラス
15日、29日 14:30~
それぞれ約30分です。
体験は一回無料、二回目は500円
お子さんは慣れるのに時間がかかる場合があることと、同じ内容を2回受けていただくことで、うたやおはなしがお子さんに入りやすいため、2回体験レッスンを設定しています。
体験ご希望の方は、こちらまで ↓