先週末は土日、2日連続で、音楽鑑賞となりました。
日曜日は、市内の公立中学・高校の吹奏楽部の部員が一堂に集まって演奏する、
「ブラス・フェスタ」に行って来ました。
吹奏楽部は、夏休みも毎日に近いくらい練習、練習。
コンクールや演奏会などたくさんあって、
この「フェスタ」は夏休み最終日、最後の発表の場。
夫はこの日は仕事だったので、息子と一緒に聴きに行きました。
どの学校の部もそれほど人数が多いわけではないため、何校かずつ合同での演奏。舞台は、演奏する子たちがツメツメのいっぱいに座っています。
客席も満席です。
一曲目から「いつもと違う!」(←ゴメンね)。迫力があります。
(もちろん人数が多いということもありますが、何回か聴いた、いままでの地域のお祭りや校内での小さな演奏とは違う。練習をがんばった成果がはっきり聴けました!)
1曲、2曲目は顧問の先生の指揮。
そして、3曲目はゲスト指揮者(プロの方)による演奏です。曲は、「もののけ姫」メドレー。
始まったとたん…すっかり引き込まれてしまいました!
なんと深みのある、立体的な大人っぽい演奏!
指揮者の指示を素直に受け取り、音楽の表現にしていることが素晴らしかったです!
指揮を見ているだけで、その表現への指示、音色の作り方、が伝わってきました。
楽器を持って1~3年の、まだ子どもらしさを残した中学生に、このように音楽を伝えて表現に結びつけることができるのか…
と、ほんとうに私も刺激を受け、勉強になりました。
ピアノの演奏は、自分で自分を指揮しているようなものですが、
指導する立場から、
楽譜のどこをどう読み、どこに意識を向けて弾くか
…というのを伝えるということは、指揮することととても似ている、
同じようなところがあると感じました。
また若い子たちって、
こんなにも素直で、指揮者によって変わる(プロの演奏が指揮者によって変わるのは当然ですが、専門家でもない子たちが、)ことができるというのを目の当たりにして、
音楽を伝える指導者としても、その影響力の大きさを再確認しました。
ぜひぜひ、こういった刺激を、指導に結び付けて生きたいです。
若いパワー、ほんとうに素敵でした!
小3の息子が帰りたがって、前半しか聴けなかったのが残念。
それにしても、顧問の先生も授業以外に部活の顧問のお仕事、大変ですね。大きな舞台で指揮までしなければならないとは。
でも、生徒としては部活でいろいろな経験ができて有難いです。
そういう意味で、日本は恵まれていますね。