おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

ブラス・フェスタ、若い力!

先週末は土日、2日連続で、音楽鑑賞となりました。

日曜日は、市内の公立中学・高校の吹奏楽部の部員が一堂に集まって演奏する、

「ブラス・フェスタ」に行って来ました。

 

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 中学2年の娘は、吹奏楽部でクラリネットを吹いています。

吹奏楽部は、夏休みも毎日に近いくらい練習、練習。

コンクールや演奏会などたくさんあって、

この「フェスタ」は夏休み最終日、最後の発表の場。

夫はこの日は仕事だったので、息子と一緒に聴きに行きました。

 

どの学校の部もそれほど人数が多いわけではないため、何校かずつ合同での演奏。舞台は、演奏する子たちがツメツメのいっぱいに座っています。

客席も満席です。

 

一曲目から「いつもと違う!」(←ゴメンね)。迫力があります。

(もちろん人数が多いということもありますが、何回か聴いた、いままでの地域のお祭りや校内での小さな演奏とは違う。練習をがんばった成果がはっきり聴けました!)

 

1曲、2曲目は顧問の先生の指揮。

そして、3曲目はゲスト指揮者(プロの方)による演奏です。曲は、「もののけ姫」メドレー。

 

始まったとたん…すっかり引き込まれてしまいました!

なんと深みのある、立体的な大人っぽい演奏!

指揮者の指示を素直に受け取り、音楽の表現にしていることが素晴らしかったです!

 

指揮を見ているだけで、その表現への指示、音色の作り方、が伝わってきました。

楽器を持って1~3年の、まだ子どもらしさを残した中学生に、このように音楽を伝えて表現に結びつけることができるのか…

と、ほんとうに私も刺激を受け、勉強になりました

 

ピアノの演奏は、自分で自分を指揮しているようなものですが、

指導する立場から、

楽譜のどこをどう読み、どこに意識を向けて弾くか

…というのを伝えるということは、指揮することととても似ている、

同じようなところがあると感じました。

 

また若い子たちって、

こんなにも素直で、指揮者によって変わる(プロの演奏が指揮者によって変わるのは当然ですが、専門家でもない子たちが、)ことができるというのを目の当たりにして、

音楽を伝える指導者としても、その影響力の大きさを再確認しました。

 

ぜひぜひ、こういった刺激を、指導に結び付けて生きたいです。

 

 

若いパワー、ほんとうに素敵でした!

小3の息子が帰りたがって、前半しか聴けなかったのが残念。

それにしても、顧問の先生も授業以外に部活の顧問のお仕事、大変ですね。大きな舞台で指揮までしなければならないとは。

でも、生徒としては部活でいろいろな経験ができて有難いです。

そういう意味で、日本は恵まれていますね。