おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

子どものレッスン

鍵盤とつながって…そして「啐啄」って?

先日、夫との会話で 「啐啄の機(そったくのき)」という言葉があることを知りました。 このブログの、前の記事 ↓ に書いた、○○ちゃんの話… を夫にしたところ、夫が、 「それは、○○ちゃんにとって、『啐啄の機』やったんやな!」 と言ったのです。 kaoripian…

息を吸って…

「ピアノの演奏を、音楽的にする」ことは、 習い始めて少しの小さいお子さん、導入期から。 というのが、私の方針のひとつです。 「テキストが進んで上達してから」ではありません。 そして、今弾いている曲も、 「楽譜どおりに完全に弾けるようになってから…

即興演奏~

小学1年生の○○ちゃん。 レッスンでは、市販の楽譜のほかに、大きなスケッチブックに色鉛筆で手書きの楽譜も使っています。 次の宿題となる新しい楽譜を書く、ほんの数分の間は、レッスン室に置いてある小さな楽器を鳴らして遊んでいいよ、ということにして…

楽譜を読める、ということ

「楽譜を読めて、弾ける」ようになるということは、 ピアノのレッスンをはじめて数年間の、ひとつの目標でもあります。 お子さんによっては、耳で覚えて弾くのは得意だけれど、 楽譜をよむのはしんどい…という場合もありますね。 楽譜をぱっと読めない。目で…

音楽の世界のガイド(=案内人)として

お盆休みが終わり、通常通りのレッスンが始まりました。 子どもたちも夏休みもあと残り少なくなってきましたね。 今夏は猛暑だったので、少し涼しくなると嬉しいです。 さて、お盆休み、家族とお出かけのあいまに、家の片づけをしていました。 今は中学2年の…

型破り?

兵庫県川西市のピアノ教室です。お問い合わせは、こちら→かおりピアノ教室 兵庫県川西市 - かおりピアノ教室 兵庫県川西市(最寄り駅・能勢電鉄平野駅) まで。 暦の上では立秋がすぎましたが、暑さはまっ盛りですね! ピアノ教室も、1週間はレッスンがお休み…

一回一回違う練習を~導入期編

上達するための練習に大事なのは、漫然とやらない。 練習が必要なことは、何でもそうなんです。回数より、どれだけ濃い練習ができたか。 それは、「一回一回が違う練習」であることだと思います。 ピアノをはじめて少しの、お子さんのレッスンのようす。 私…

親にできること~環境をととのえる

子どもの学びをサポートする親として、「環境をととのえる」ことが大事、という話の続きです。ピアノのレッスンでの場合もそうです。 子どもがピアノを習うとき、お家での毎日のお稽古が大事です。 よりよい状態でお稽古するには、やはり親のサポートも大事…

黒鍵大好き!

レッスンを始めてもうすぐ2ヶ月。 3年生の息子のようすです。 今、息子は「黒鍵大好き!」。 前の記事で、移調に夢中という話を書きましたが、 それは今も続いています。 ひとりでピアノを弾くときは、ほとんど遊び。 なかでも、気に入った曲を移調、とくに…

見つけた!

レッスンを始めて1ヶ月ちょっとの、息子の話をもうひとつ。 レッスンを始めて2週間のときのことです。 お気に入りの曲「月の光」(フランス民謡) ♪ ドドドレミーレー ドミレレドー… と元の曲はハ長調なのですが、 「ソ」の音から弾き始めて(ト長調)、 「…

教材研究に…

息子のレッスンの様子を書いた記事、レッスンを始めて1ヶ月ちょっとになります。 遅めのスタート - かおりピアノ教室~兵庫県川西市 松尾かおり 遅めのスタート - かおりピアノ教室~兵庫県川西市 松尾かおり なるべく毎日、少しづつ息子のピアノをみていま…

レッスンノート

4月から、「じぶんでつくるレッスンノート」を始めました。 これは、レッスンを受ける生徒さんが、 自主的にレッスンを受けられるように、 「自分で書く」ノートです。 今まで、レッスンでお稽古した曲のについてと、 お家で練習してきてもらいたい内容につ…

お家での練習のペースをつかむこと

ピアノが上手になるには、毎日の練習が大事!とは、よく言われることです。 西洋音楽には、勉強や訓練が必要ですし、実際ピアノは、子どもの頃からの練習が身につきやすいのです。 しかし、習い始めたばかりの小さいお子さんが、どのようにお家での練習のペ…

熟成期間

もうすぐ一年生のAちゃん。 レッスンを始めてまだ3回目です。 ピアノの導入期として、ピアノの前に座って弾くという以外に、本当にいろいろなお稽古をしています。それは、ピアノに、そして楽譜に無理なくなじんでいってもらうために、いろいろな意図をもっ…

音読と音楽

2年生の息子の宿題で、「音読」が毎日のようにあります。 保護者が聞いてサインをするというものです。 ピアノのレッスンで、ロシアの民謡をベースにした曲を使っていました。 易しい曲で、単純な音型のくりかえしをベースにし、リズムが変化していくのです…

音を響かせよう

昨日のレッスンの様子。 和音の響きの連続でできた曲で、 前回のレッスンでのアドバイスから、しっかり練習してきた様子の○○くん。 ゆっくりのテンポでの同音和音の連続。 音をとぎれないように保って弾きたいところを、上手にできるようになっています。 そ…

遅めのスタート

ピアノの先生たちは、ご自身のお子さんにもやはり、ピアノ教育を受けさせておられるかたが多いことと思います。さて、我が家では。 息子は今、小学2年生、もうすぐ3年生になります。 今頃、一般的にみれば遅いスタートですが、ピアノを教え始めました。 この…

就学前の時期

先週は、小学校入学前のお子さんの体験レッスンをしました。 お母さんとのお話はあとで…とさせていただいて、お部屋に入ってごあいさつしたらさっそく、うたあそびの世界に入ってもらいました。 幼稚園で習ったことのあるうたとか、幼児さんが知っている歌で…

子どもはやわらかい

小学校2年生のNくん。 今週も、前記事に書いたように、レッスンで新しい宿題の曲の予習をしました。 初見の段階で、アーティキュレーションをちゃんとつけて弾いています。 手首をちゃんと使って、スラーの最後にスタッカートがついた音型をきれいに弾きまし…

新しい曲をみるとき [読譜・その4]

子どものレッスンでは、新しい宿題を出すとき、その場で「予習」をしています。 (私の長年のレッスンのやりかたです。) 新しい楽譜を、まずは音を出さずに一緒に「見て」、どういう曲かな?というのを予測をたてます。 調、拍子、鍵盤のポジション、リズム…

楽譜の学び始め [読譜・その3]

読譜の話を書いたので、読譜の「学び始め」について書きます。 今は(私たちが子どもの頃とは違い)、幼児さん向けのわかりやすい、 親切なテキストがいろいろあります。 学びかた(教えかた)も選択肢がたくさんあります。 けれど、私は子どもが何かを学ぶ…

読譜の学びどき その2 [読譜・その2]

先週の読譜についての続きのレッスンです。 前回書いたような状況・・・ ”一曲の中で手のポジションがあちこちに移動したり、五線の途中で高音部(ト音)記号が低音部(ヘ音)記号に変わったり、また戻ったり…最初に手を置くポジションが曲によっていろいろ…