おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

子どもを「認める」

いつもは、ピアノや教室に関してのことを書いていますが

今日は、子育てのことについて書きます。

 

昨日、うちの娘が6年間、息子が4年間お世話になっている習い事の先生と、

ほかのお母さんたちを交えて、じっくりお話する機会がありました。

 

思えば、今から4年ほど前。

娘が小学校6年で息子が1年生だったころ。

私は、まだ子どものこと・子育てに悩みがあり、

先生に相談することも何回かありました。

先生は当時、いつも私が氣がつくよう、アドバイスをくださいました。

 

その後、私自身、「氣付き」を重ね

心の持ち方を学び、

私自身が変わり、成長することで

夫婦関係が変わり、子どもに関する悩みが全くなくなりました。

 

そう、すべては、

私自身の意識の持ち方次第だったんです。

 

昨日は、(先生が基本的にアドバイスされていましたが)

子育てに悩み多きお母さんに、

こんな見方もあるよ、こうしてみるといいいかも?

とちょっとだけ、提案さえできる私になっていました。

 

 私が子どもにしてきたことは、ただその子を

「認める」ということだったなぁと思います。

 

私は、基本的に

あれこれと先回りして、子どもの世話を焼いたり

学校や勉強のことで

子どもに口うるさく言うというようなことが、まずありません。

 

「子どもの持って生まれたもの」が、ある。

それを認めて

信頼して

あとは、「よくうちに生まれてきてくれたね!生まれてくれてありがとう!」

というのが根底にあれば

親自身の想いや生き方を、ありのままに伝えるだけで

いいんじゃないかなと思うのです。

 

息子が4年生の時、授業参観で、作文を発表するというのがありました。

生まれて10年間を振り返り、お母さんに感謝の気持ちを伝える

という内容だったのですが、みんなの作文を聞いて

ほかのお母さんたちは子どもに本当にたくさんのことを

「してあげている」んだな、と

(みんな、お母さんに「してもらったこと」をたくさん書いて、ありがとう という内容だったのです。私は子どもに全然そんなにしていないな…とちょっと居心地が悪いように)

感じていたら、息子の番。

 

恥ずかしがってやっと息子が読んだ作文は、こんな内容でした。

最初に生まれたときと、小さいころの出来事を言って、

 

「お母さん、産んでくれてありがとう。

お母さんが産んでくれなければ、ぼくはこの世にいませんでした。

この命を大事に生きていきます。」

思わず、涙が出そうになりました。

 

息子(5年生)は、好きで思いのままに小説を書いたりするのですが、

学校の作文は苦手なんです。

たぶん「こう書くとよい」という形が苦手、

それで、本当に心から出たことしか、書けないんです。

「産んでくれてありがとう」は、本当の、本音なんです。

 

きっと、根本的な部分、

「認めている」ということが

息子には伝わっているのです。

 

改めて、それがあれば親子関係は大丈夫で

子どもは自分で人生を選び

強く生きていける、と思います。

 

そして、親が子どもの人生に介入して子どもを思い通りになんて、

できないのです。

 

子どもたちは本当に、

一人一人個性があって、一人一人違います。

持って生まれたものがある。

それを認めると、「なんで?」とかその子に対して否定とかが、ない。

 

自分の子にもそうですけど、レッスンに来てくれる子どもたちも同じで

いつも、「よく来てくれたね!」という気持ちでいます。

ひとりひとりみんなのことが大好きで、

みんなも私のことが好きなんです。(きっと!) 

 

レッスンに来てくれる子たちへ、私の想いです。

 

「いつもレッスンに来てくれてありがとう。

成長していくあなたたちとともにいられて幸せです。」