おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

本氣の探求

前の記事の続きです。

このレッスンを受けて、

 

kaoripiano.hatenablog.com

 

本氣の探求が始まりました。

 

学生時代や独身のころの演奏会前のように

一日4時間以上も練習したりは、今はできない。

 

でも、日常生活の合間に、からだに意識を向け

呼吸を意識したり

自分のからだと対話しながら

 

それは、「フェルデンクライスメソッド」(からだのワークです)

でやっていることと、同じです。

自分自身への「氣づき」なのです。

 

がむしゃらにピアノの練習をしても、からだは変わらない。

ピアノの前に座っての練習は一日1時間半だけ、

を、その日から2日間。

 

ひとつひとつの音を出したとき

響きはどうか?

からだの中はどうなっているか?

意識を向ける。

 

そうすると、何かの音を出したとき、

関節の動きのブロックがあると、自分で氣づくのです。

 

音を出したときに、

「動きの響き」

 が、どこにきているか。

 

指だけや手だけで叩くと汚い音になりますが、

腕全体を使う、けれどそれだけでもなく

その日、たとえば

肩甲骨に、小さな小さな「ここが動いている感」

というようなもの、いわばひっかかりのようなものを

みつけたりします。

  

うまくいっている合理的な動きだと、

からだ全体に動きの響きは伝わっていくのですが

逆に、小さなひっかかり感をみつけたとき

それが、動きのブロックになっているようです。

 

ほとんどの合理的でない、うまくいかない動きの場合は、

それに「気付いていない」から、そうなるのですが。

 

そして、その小さな小さなひっかかりを取って

最終的には「何もない感覚」になるには、

どう動けばいいか

 

そうしながら確かめながら音を出していくと

まず、

ピアノの椅子に座っている感覚そのものが

すっかり変わったのです!

 

これは、いい感じ!

 

どんな動きでも、筋肉の痛みや違和感があるのは

からだの使い方の間違い、「癖」からです。

 

ピアノを弾かない人の日常生活でも、もちろんそうです。

 

さらに、ピアノの演奏は高度なパフォーマンスなので

音楽大学の先生方や演奏家で、難しい曲を弾く人でも

難しいところを弾くと痛いとか

どこか不具合がある人の話は、しょっちゅう聞きます。

傷みがあるのは動きに無理があるんですね。

 

私は、筋肉の不具合はまったくないのですが、

ほんとうに芯から、からだをゆるめて、

思い通りの演奏をラクにするには

まだ、氣づいていない動きの癖があった。

 

曲の中には、あらゆる音、鍵盤に手を置く位置

音楽的な意図に沿った表現があるので、無限に動きが違うのですが

そうやって意識を向けると、ひとつの動きごとに

氣づいていきます。

 

20歳代のころのように

必死の練習ではないのです。

 

面白くて、夢中なのです。

 

今週も、フェルデンクライスのレッスンも受けてきます。

 

学んで、つかんだら一生ものです。

からだは賢いので!

 

必ず、生徒さんたちのレッスンにも

お伝えできることが、バージョンアップできるはずです!