ドイツ生まれの、ロベルト・シューマン(1810-1856)
は、「ロマン派」を代表する作曲家のひとりと言われています。
「ユーゲント・アルバム」という曲集があります。
「子どものためのアルバム」と訳されます。
短い曲がたくさん入っている曲集で、どれも短いけれど
本格的で、芸術的な香りがする、
シューマンらしい曲がたくさんで、
ピアノを学ぶ子どもたちが弾いて体験できる、
大作曲家の世界のひとつ、だと思います。
さて、このアルバムから
「勇敢な旗手」を弾いている○○くん。
この曲のレッスンは、まだ2回めですが
やる気、たっぷりです!
ここ1年弱、特に読譜をテーマに練習してきた○○くん。
○○くんは耳がよく聴いて覚えて弾くのは得意だったので、
特に、読譜力をつける必要があったのです。
目で楽譜を追って弾けるように、また高い音域や低い音域が混ざるものや
いろんな調、変化記号にも対応できるようにと
一歩一歩、着実に練習してきました。
そのため、指が動くよりちょっと易しめの曲を練習していたのですが
やっぱり、ちょっと難しめでカッコいい曲が
弾きたかったみたいです!
私は「指移し」と、呼んでいるのですが、
弾きながら指を拡げたり、縮ませたりしてポジション(指を置く場所)移動をする、
そのために指づかいが指定されている箇所。
今までほかの曲でも、○○くんがよく先生から言われていた
「指づかいを正しく」の「意味」が…、
「そうか!」と
昨日のレッスンで、なんだか急に、納得できたみたいです♪
(もちろん今までも説明していたのですが、
自分で納得したときは入り方が違いますね!)
やる気が、とっても伝わってきますよ♪
かっこいい曲だもんね!
○○くんは、今年も齊藤理美先生の教室の発表会で弾く、ということで始めた曲でしたが
野球の試合のため、発表会には今回は出演しないことになりました。
でも、この曲が気に入って、練習を続けることになりました。
今、かおりピアノ教室の生徒さんは、まだ始めたばかりの生徒さんや
ほかから移って来られ、改めて奏法や読譜の練習をしている真っ最中の生徒さん、
大きな会場の舞台でなく、小さな会場がいいという生徒さん、などで
今年は、齊藤先生の発表会は出演される方はいらっしゃいません。
またちょうどいい時期に、もうすこし小さめの会場で、
当教室のおさらい会や発表会をしたいと思います。