おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

モーツアルトで学ぶ

土曜日、3月のソロの演奏に向けて、

3回目のレッスンを受けてきました。

 

長年お世話になっている作曲専門の先生から、

発表会(公開演奏会)出演のお誘いをいただいて

すぐ出演のお返事をしたのが、本番7週間前。

普通、ピアノの演奏をする人は、

本番まで、何ヶ月もかけて練習するものなのですが

この短期間の練習期間は、私にとって始めて。

 

しかも、先生のレッスンを受けていたのは15年も前。

けれども、久々のお誘いとあって、出演を決め、

ちょうど譜読みしていた曲を練習し、毎週レッスンを受けることにしたのです。

 

曲は、モーツアルト

音大の学生だった頃や、卒業して友人とジョイントで毎年、演奏会をしていた頃、

モーツアルトは避けられていました(笑)。

ショパンとか、派手な曲

音が多くて、ペダルも多用するような曲

を好んで演奏していた人が多かった。

モーツアルトは、音が少なくてシンプルすぎて、

演奏する人のそのままが(技術も音楽性も)、

「丸出し」で、出てしまうので、

みんな、敬遠していました。

 

けれど、40歳すぎて、私、

モーツアルトが大好きになりました。

 

若い頃は、もっと感情に翻弄されるような

(その頃のイメージです)曲が好きだったんですが、

今は、モーツアルトほど美しい音楽はない!

って思うくらい。

 

今回、レッスンを受けていて

モーツアルトを選んで、本当によかった、

と思っています。

 

音が少なくて、ペダルもほんの少ししか使わず、

究極のシンプルともいえる音楽なだけに、

 

打鍵のときの身体の使い方(奏法)

ひとつひとつの音を出すときのイメージ

音楽の表現のしかた

 

そういったことあれこれが、

ほんとうによく、学べています。

 

今回のレッスンでは、先生から

なかなかいいよ、

前回とは別人のように、音がよくなった!

と言っていただきました。

(ほんとうに耳が鋭く、音に対して、美意識の高い先生なのです)

 

ほんとうに嬉しい!

自分でも、今回あたらしく、打鍵のときに

「背中が使えるようになってきた」と感じています。

 

改めて、ピアノの演奏は

指で弾くというものではなく、

身体全体、使うものなのだと思います。

 

今回の学びは

生徒さんのレッスンでも

きっと、お伝えすることができそうです。