先週の土曜日、また私がレッスンを受けてきました。
前記事
弾きたくなる! - かおりピアノ教室~兵庫県川西市 松尾かおり
に書いた先生のレッスン。
ほんとうに、面白いです。
自分では気付かなかった、ひとつの音を弾くときに、
「どんな意識で弾いているか?」を言い当てられ、
こんなふうに聴こえるけれど、この音は(作曲上)こういう役割の音だから、こんなふうに弾いた方がいい
というふうなアドバイス。
そのなかの、「こんなふうに」の言葉の表現、
先生は、ほんとうに語彙が豊富なんです。
以前、子育てのためピアノの練習があまりできずにいた時期、
先生と電話でお話ししたときのことです。
私が、子育てとともにピアノ以外のいろいろな活動をしてきたことを、あまりプラスでなかったというように、言ったとき。
いろいろな経験が、ピアノ演奏や、生徒さんにレッスンするときも表現の豊富さにつながる(音楽表現や、指導にプラスになる)
というようなことを、言ってくださったんです。
音楽的な表現を、言葉にして伝えるとき、
それは経験から、豊富なものになる
というようなこと。
確かに、先生のレッスンを受けていると、
そのことがわかります。
指導者の持っている音楽の感性だけでなく、人間性も、
こうしてレッスンを受ける者に、伝わっていくものだということ。
先生のアドバイスひとつで、
あ、こう弾けばいいんだな、ということが
感覚的にわかるのです。
私も、こんなふうに
私の全部で、音楽を伝えていけたらいいな。