モーツアルト曲は、ほんとうに音が少なく、究極の「シンプル」な音楽です。
なかでも少年時代に作曲されたピアノ曲は、たった16小節の曲、少ない音で、どうしてこんなにも美しい曲がかけるものか…やはり彼は天才なのだ!と感じます。
こういった曲は、案外、子どもが「いい感じ」に弾いたりします。
大人にはそれが、思いのほか難しいのです。
どう弾いたらいいか?と考えすぎてしまうのですね。
それに、素直に弾きたいと思っても、「弾きかたの癖」を持っている大人も多いのです。
こういうときやってみていただきたいのが、「何も考えず、身体に任せて感じるままに」弾くということ。
「頭の中のおしゃべり」を聴かないようにして、ただ音に身をまかせてみる。
なんだか修行のように聞こえるかもしれません。
でも、やってみてください!
得るものは大きいと思います!