おとねっこピアノ教室  

川西市向陽台の個人ピアノ教室です。「ピアノで幸せに!」を願ってレッスンしています♪ お問い合わせはホームページ http://kaoripiano.jimdo.com/ まで。

一回一回違う練習を~導入期編

上達するための練習に大事なのは、漫然とやらない。

練習が必要なことは、何でもそうなんです。回数より、どれだけ濃い練習ができたか。

それは、「一回一回が違う練習」であることだと思います。

 

ピアノをはじめて少しの、お子さんのレッスンのようす。

私と連弾で弾く曲です。

一回目、まずは通して、全体の流れを感じて弾いてみます。

二回目、今度はうたいながら弾いてみよう。(歌=歌詞と音を一致させるのを感じる)

三回目…、

「スラー」はなめらかにつながることだね。

こんな感じ(♪ 弾いてみせる)で、きれいにつながっているね。

○○ちゃんの弾いたのは、こんなふう( ♪まねして弾いてみせる)だったから…

(ここで、きれいに弾くためのポイントを伝える)

○○ちゃん、納得して弾く。

「きれいだったよ!」 ○○ちゃん、にっこり。

 

導入期には、こうやって連弾しながら、音楽の流れを止めないように弾く癖をつけます。

そして、一回一回が無駄のない練習になるよう、意味なく「もう一回」の指示をしないようにし、子ども本人がどこに意識を向けるかわかるよう、言葉がけします。

 

こうして、「演奏の美意識」もつけていってもらいます。 

 

導入期をすぎたら、「自分で気付く」をポイントにレッスンしていきます。また書きますね