先週の読譜についての続きのレッスンです。
前回書いたような状況・・・
”一曲の中で手のポジションがあちこちに移動したり、五線の途中で高音部(ト音)記号が低音部(ヘ音)記号に変わったり、また戻ったり…最初に手を置くポジションが曲によっていろいろだったり”
・・・で、すぐにポジションに対応できないとき、練習が必要ですね。
(音名やリズムはわかっているけれど、音部記号とポジションに対応できていないケースです。)
そこで、いろんな手のひとつとして
ずっと以前に奏法の練習として取り入れたテキスト(上の写真のような)の「トーンクラスタ」をもういちど、見てみます。
楽譜は、ちょうど左右に細長く並んでいる状態の鍵盤を、タテにして、
鍵盤の左の低い音を楽譜の下側に、右の高いほうを上にした状態…でできていますね。
高音部記号と低音部記号でくくった大譜表の、ちょうど真ん中が「中央ド」の音。
これを何度もみて思い出して、あっ、そうか~!ってわかるようになることがねらい。
指導者の引き出しのひとつとして、いろんなテキスト、手作り含め用意しておきたいし、自宅個人レッスンという環境を生かして、ひとりひとりに対応して指導していきたいです。