発表会が終わった9月後半、
ピアノの調律をしていただきました。
今年は2月にも調律していただいたので、
年2回の調律です。
ピアノは、温度や湿度の影響を受けやすいので、
ピアノを置いている部屋の環境に左右されます。
夏は温度が高く、梅雨時は湿度が高い。
冬は乾燥します。
特に、ピアノは湿度にやられるとよくないのです。
温度差にもデリケートだそうです。
夏と冬の差が大きいので、というわけで、
冬と、夏のあと両方に調律師さんがきてくださいました。
調律のあとお話しくださったのは、
ピアノの鍵盤の木が反っていた、ということ!
(もちろん、目で見ても触っても、普通にそうと気がつくほどの反りではありません)
私が気になっていた、タッチのばらつきも
ほんとうにきれいになおしてくださいました。
ピアノは、弾く人・弾きかたによって、変化します。
子どもが弾いても、乱暴にたたくと
いっぺんに、音が悪くなり、タッチも変わってしまい
周りの音が狂ってきてしまいます。
なので、どの生徒さんにも
どんなときも、丁寧に弾く!ということを
いつもいつも言っています。
(乱暴に弾くのは禁止です!)
そして、いい音を出す弾き方を、いつも伝えています。
いろんな人が弾くと、鍵盤のタッチもばらついてきます。
今回は、そのばらつきをきれいになおしていただき
音色もきれいにしていただきました。
弾いてみると、なんともいえない「すっきり感」。
弾くのがより、楽しくなります。
生徒さんたちが、丁寧にいい音を出して弾くことを大事に
音楽を楽しんでいけるよう
ますます、レッスンに励みます!
いい音で弾く奏法が身についた人が弾くと
ピアノは、より、音がよくなって響いていきます。
ピアノは生きているのですね(^^)
世の中、ピアノは「叩く」イメージかもしれませんが
どこのピアノも大事にされ、丁寧に弾かれるようになるといいなぁ。